
No.163 |
「雪の結晶は、どうして平面上に広がるのでしょうか?」
(2002年02月19日 東林小学校先生の 大槻さん からの質問) |
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雪の結晶の基本形は六角柱です。縦に置いた六角柱を思い浮かべてください。これから横方向に平面的に広がっていくのが角板、扇形、樹枝状結晶。縦方向に伸びたのが角柱、さや、針といった結晶です。どちらになるかは温度に依ります(境目ではずんぐりの結晶となります)。温度によって、結晶面に違いがあり、ある方向に成長しやすい性質があります。その理由はまだ十分には解明されていません。
今回の質問は、樹枝状の結晶をイメージされたのではと思います。この結晶は−12から−14度で成長し、その成長速度が非常に速いのが特徴です。
ところで、大槻さんは先生でいらっしゃるのですね。雪のない子どもがこのホームページをどう見るか、授業でどのように利用できるかに興味があります。是非、お教え下さい。
(2002年02月20日 雪の先生より) |
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