
No.019 |
「いろいろな温度で雪結晶誕生からの落下距離」の図の見方がわかりません。どうみる図ですか?また、雲粒捕捉成長ってなんですか?教えて下さい。よろしくお願いします。
(2001年11月28日 森井さん からの質問) |
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横軸が成長時間、縦軸が落下距離を示します。雪の結晶が誕生してから、雲の中を成長しながら落下する距離を表わします。ただし、等温条件で、上昇流がない場合です。ある温度で成長する結晶の大きさも成長時間で決まりますから、図の上には結晶の大きさも示しています。ただし、樹枝状(−14.3℃)、針状(−5.3℃)についてです。
「雲の中での雪や霰はどのようにして大きくなりますか?」の「雲粒付雪結晶・霰」の項を参照してください。付着凍結成長とも呼ばれます。
(2001年12月4日 雪の先生より) |
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