レプリカ液を作る
レプリカ液はアクリル(またはポリスチレン)約5gを二塩化エチレン(あるいはメチレンクロリド)100gに溶かして、作ります。完全に溶けきるのに数日かかります。
  • アクリルとメチレンクロリド(アクリル接着用溶剤)はハードウェアの店で購入することができます。
  • ポリスチレンは発泡スチロール・各種容器などに用いられており、身の回りにあります。
用意するもの:レプリカ液、スライドガラス、スライドガラスを載せる板、割り箸、空き箱
  • 低温で感覚が鈍って指を切る危険があるので、スライドガラスは縁が磨かれているものを使う。
  • スライドガラスを持つ時に、手の温もりを伝えないようにする。薄手の手袋をはめると良い。
  • レプリカ液は空の目薬の容器(ポリエチレン製・ガラス製)などに小分けすると使いやすい。
レプリカを作る
  1. スライドガラスにレプリカ液を1,2滴落とし、割り箸で伸ばす。
  2. スライドガラスを板の上に載せ、雪を受ける。
  3. 空き箱にしまい(ふたを少しずらしておく)、氷点下の場所に置く。
  4. 空き箱は水平に置いて、液が流れないようにする。
  5. 半日くらい放置すると、雪が蒸発し、レプリカが完成する。
結晶を選んで、レプリカを作る
  1. 黒いベルベットを張った板に雪を受ける。
  2. これはと思う結晶をスプ−ン(プラスチック製)ですくい、スライドガラスに載せる。
  3. レプリカ液を1滴上からたらす。
  4. 余分な液はティッシュペ−パ−で吸い取る。

レプリカとは
レプリカの写真例
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