これまでに届いた質問と回答が全て見られます。
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No.310
「 雲の中で雪はどうやってできますか?」

(2003年01月17日 二戸市立金田一小学校2年生の 菅原さん からの質問)

「雪を観察しよう」の「降ってくる雪」「知ってるかい?」の「雪は雲の中でどうやって大きくなるの?」を見てください。わからないところは先生やおうちの方に聞いてみてください。それでもわからなかったら、また質問してね。

(2003年01月17日 雪の先生より)


No.309
「雪と氷の違いについて。 」

(2003年01月15日 6年生の 仲原さん からの質問)

氷は水の固体なことは知っていますね。氷ができる時には、水が凍る場合と水蒸気から直接氷ができる場合があります。雪の結晶は後者の一つです。

(2003年01月17日 雪の先生より)


No.308
「 雪の結晶には、どんな形があって、どれぐらいの種類があるの? 」

(2003年01月15日 兼六中学校1年生の 朝倉さん からの質問)

雪の質問コーナーなどを参考にしてください。

(2003年01月17日 雪の先生より)


No.307
「あられとひょうの違い」

(2003年01月14日 旭川市立新富小学校6年生の 宮崎さん からの質問)

あられについては、ホームページの中でも説明していますが、もう少しくわしく分けると「雪あられ」と「氷あられ」があります。雪の結晶に雲粒がどんどんぶつかってすぐに凍ったのが雪あられです。冬に数mmの白い粒が降ってくるのがそれです。気温が高かったり、表面が融けたりすると水の膜ができ、それが持ち上げられて凍ったのが氷あられです。透明あるいは半透明です。北海道では冬の初めや春先にあります(南の地方では真冬でも)。氷あられが雲の中で上下を何度も繰り返し、5mm以上になるとひょうと呼ばれています。アメリカでは直径約45cm、重さ750g以上のものが観測されたことがあるそうです。冬にひょうが降ることはまずありません。

(2003年01月17日 雪の先生より)


No.306
「なぜ、温暖化によって、雪が増えたり、雪より雨が多くなったりする可能性があるのですか。」

(2003年01月14日 5年生の 中村さん からの質問)

1.ちょっと難しい話ですが、雪を降らせるのは、西高東低(シベリアに高気圧、日本のはるか東に低気圧がある)の冬型の場合と低気圧による場合があります。後者は春先に多いパターンで、南から湿った暖かい空気が入りますから、降雪量は多くなります。最近は冬型が続かず、後者が多くなり、降雪量が増えているのではという説です。
2.温暖化すれば、降ってくる雪は融けることが多くなりますから、地上では雨が多くなる地方が出てきます。

(2003年01月18日 雪の先生より)


No.305
「 雪ってそもそもなんなんですか??
北海道の雪とその他の各地の雪はどのよーな違いなんですか?
雪は生きているんですか? 」

(2003年01月14日 常呂小学校5年生の 金澤さん からの質問)

雪は水の小さな、小さな粒(水分子と言います)が規則正しくならんでできています。
雪はどこでも雪です。暖かい地方で降る雪は降ってくる途中で融けたり、地面ですぐに融けることが多いです。北海道でも、秋口や春先に降る雪はそうです。これに対して、北海道で真冬に降る雪は融けることはほとんどなく、さらさらした雪になります。さらさらしていると雪合戦の雪玉も作りにくいよね。

(2003年01月16日 雪の先生より)


No.304
「私は北海道の札幌に住んでいるんですが、札幌の【年間平均降雪量】が知りたいです。そして、北海道だとどこが結構雪が降っているんですか?
札幌はあまり降っていない方なんですか?できれば北海道各地の年間平均降雪量も知りたいです。 」

(2003年01月14日 6年生の 麻衣さん からの質問)

降雪の深さの年合計(1971−2000年の平年値)。単位はcm。
稚内 397,北見枝幸 588,雄武311,留萌461,旭川647,網走263,札幌496,岩見沢737,帯広222,釧路142,根室109,寿都329,室蘭135,苫小牧132,浦河101,江差133,函館300,倶知安1243,紋別278 です。
地図で場所を確認し、降雪の多い地方、少ない地方をまとめてみよう。白地図に書き込むのも良いね。

(2003年01月14日 雪の先生より)


No.303
「「雪片」の読み方は、「ゆきへん」でいいのでしょうか?
あと、雪の結晶はなぜ六角形なのですか?
おしえてください。おねがいします。」

(2003年01月14日 江釣子小学校3年生の 高橋さん からの質問)
「せっぺん」です。
六角形になるのは不思議だね。良く寄せられる質問と回答を読んでください。

(2003年01月14日 雪の先生より)

No.302
「雪の結晶のレプリカ作成に関していくつかお尋ね申し上げます。
1 レプリカ液について
「アクリル」を用いる方法と、「ポリビニールホルマ−ル」を用いる方法では、作成結果がどのように違いますか。お勧めは、「アクリル」を用いる方法ですか。レプリカ液を扱う場合に、吸入したり、皮膚についたりすることは、どの程度危険ですか。
レプリカ液の保管については、例えば「ドリンク剤のビン」に入れたり、常温放置をしたりしても、可能ですか。

2 より一層簡便な、別の作成方法はございますか。

3 作成したレプリカの保管については、湿度・温度などに注意が必要ですか。

4 その他、ご助言をいただければ幸いです。」

(2003年01月12日 石村さん からの質問)
・ホームページにあるようにアイスクリームストッカーの中で雪の結晶の赤ん坊を作って、それをレプリカにし、顕微鏡で観察する方法もあります。
・1940年代にアメリカのシェーファという人がポリビニールホルマ−ルを使って、雪のレプリカ法を見出しました。この物質にはポリビニールアルコールが10%程含まれており、水があると白濁を生じるなどの欠点があります。そこで、高橋・福田(1988)はアクリルやポリスチレンなど汎用プラスチックが簡便で、より良い結果が得られることを見出しました。あえて、ポリビニールホルマ−ルを使う理由はないと存じます。
・文献に依りますれば、大気中の許容濃度は二塩化エチレン50ppm、塩化メチレン500ppmです。二塩化エチレンは可燃性です。塩化メチレンはアクリルの接着に用いられ、ハードウェアの店で入手可能です。ただ、蒸発が早く、二次的な結晶成長が起こることがあります。水の溶解度・毒性が低く、修正液の薄め液などで入手可能であった1,1,1−トリクロロエタンを我々は推奨しておりましたが、オゾン層を壊すということで使用禁止となりました。
・マニキュア液で作成できると書いているものをあります。しかし、溶媒はアセトンで水の溶解度が高いため二次的な変化が生じ、進められません。また、瞬間接着剤を用いる方法もありますが、なかなか綺麗にはできません。
・液は密閉容器なら、常温でもOKです。ポリビニールホルマ−ルを使った場合は湿気に少し気を付ける必要があります。「ドリンク剤のビン」も問題ないと思います。プラスチックでもアクリル・ポリスチレンといった容器でなければ溶けないはずです。
・余分な液はティッシュで吸い取るとか、ちょっとしたコツがあります。試してみてください。

(2003年01月12日 雪の先生より)

No.301
「雨と雪の違いを教えてください。 あられって何ですか?」

(2003年01月11日 本郷小学校4年生の 菅野さん からの質問)
雪とあられの違いは「雪を観察しよう」「知ってるかい」「雪は雲の中でどうやって大きくなるの?」を参考にしてください。
雨と雪との違いですが、下のどちらが正しいと思いますか?
1.雨は雪が融けたもの
2.雪は雨がこおったもの
ヒント:上空に行くほど気温が低いのがふつうです。

(2003年01月12日 雪の先生より)

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