あられについては、ホームページの中でも説明していますが、もう少しくわしく分けると「雪あられ」と「氷あられ」があります。雪の結晶に雲粒がどんどんぶつかってすぐに凍ったのが雪あられです。冬に数mmの白い粒が降ってくるのがそれです。気温が高かったり、表面が融けたりすると水の膜ができ、それが持ち上げられて凍ったのが氷あられです。透明あるいは半透明です。北海道では冬の初めや春先にあります(南の地方では真冬でも)。氷あられが雲の中で上下を何度も繰り返し、5mm以上になるとひょうと呼ばれています。アメリカでは直径約45cm、重さ750g以上のものが観測されたことがあるそうです。冬にひょうが降ることはまずありません。
(2003年01月17日 雪の先生より)
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