お話を聞く(46秒:184kb)

山から材料を伐って、それを馬橇で、馬で運んできて、自分で板を挽いて板を何枚も作って、それを家の形ですか、約2メートル50くらいの丈ですね。それぐらいの大きさにですね合掌造りの屋根をつけて、そして周り二重に板を張り詰めてそしてその中にもみがらを入れて、ねずみが入らないように下もきっちり土で盛るような形で入れて、そこにいもを50俵くらい入れたと思うんですよ。そして家でストーブに使っているような円筒を一本出すんですね空気抜きに。それでないと、あんまり暖かいと芽が出るんですよ。ですから屋根より少し高めの円筒をつけて入れておきましたね。

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