造材飯場の小屋の壁は,松の枝と葉の時もありました。びっしり敷き詰めてありますが,ちょっと広げると外側の雪を触ることもできました。風が入らないように,壁の外には雪が屋根の下まで積んであります。
 小屋の自分のスペースのところでちょっと松の枝や葉をよけて雪穴を作りました。そこに,家から持ってきたおかずを保管しました。冷蔵庫のかわりです。
造材飯場(外観)
造材飯場(内部)

 また,飯場から出て,仕事に行くときにはおにぎりやお弁当を持っていくのですが,作業をする現場に着いたら,雪に穴を掘り,お弁当をうめました。雪の上に置いたままだと,凍ってしまうからです。昼近くになって,当番が火を起こして,お弁当を掘り起こし,火のそばに並べておきました。

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