留辺蘂の農村部では,馬そりでした。留辺蘂の駅まで出るのも馬そりを使いました。1.5里くらいだから6kmぐらいあるのかな。馬そりに乗って,中に湯たんぽを入れて,毛布でくるんで,角まきを着て,その上にほろがつくこともあったし,そのまんまのこともありました。
馬そりはひっくり返るんです時々。ひっくり返ったら,また起こして…冬はだいたい馬そりで,夏は馬車でした。でもそれは人のうちのもので,定期馬そりなんかはありませんでしたよ。