ああいう時代だったから,造材飯場(ぞうざいはんば)にも何もなくって。造材といったって,ひと冬ごとだからほんとの掘っ立て小屋さ。

 それこそ「まつっぱ」でね。屋根も「まつっぱ」,まわりも「まつっぱ」。そして,夜中に寝相の悪い人が「うーん」と体を動かすと,「まつっぱ」の間から首が出て・・・

 猛吹雪になれば,ふとんの上にバーっと雪が積もったり。

 山では,スキー材とか建築材だとかとっていましたよ。
造材飯場
写真:『造材写真帳』より 名寄市北国博物館提供
もくじへ 前のページへ