かんじき(木製)
写真提供:北海道開拓の村

 雪がたくさん降ったあとは,普通のかんじきも使いましたが,さんだわらでできたかんじきも使いました。たわらを使った雪ふみも使いました。

 今のように家がたくさんないので,吹雪になると道を見うしなってしまいます。電柱や近所の人が目印に立ててくれた棒を頼りに歩きました。学校帰りに吹雪がひどいときには,家まで帰らずに知り合いの家で待っていて,父や母が迎えに来てくれるのを待っていたこともあります。

たわら
写真提供:北海道開拓の村

吹雪の後も大変です。吹きだまりがあちこちにできました。道路も除雪をしないので波うち,馬そりで勢いよく走ると結構恐ろしい思いをしました。

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