家では,えんばくや牧草を作っていたころもありました。馬の飼料です。軍馬も結構いましたしね。

畑でも馬は大活躍しましたが,この当時はバスなども走っていなかったので,馬車や馬そりを馬につないで乗り物としても使いました。トラックの代わりとして荷物を運ぶのにも使いました。また,冬場の小遣い稼ぎに,道庁前の雪を積んで雪捨て場や川へ運んだこともありました。

春が近づき雪解けが進むと舗装されていない道路や畑はぬかるみます。その時期には父が馬用のわらじを編んでいたのを記憶しています。

馬そり・大正の頃農作物の運搬
写真提供:維新堂

馬用わらじ
写真提供:北海道開拓の村
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