小学3年/雪と暮らそう/雪むかしむかし                第1回『雪の総合的な学習』研究会


冬のくらしの達人発見!(総合的な学習の時間10時間扱い)
調べ方や調べる内容を交流することにより,子供に調べる見通しをもたせる。
分かったことを掲示するコーナーや,報告する時間をとるのもよい。
カテゴリーに分けながら。
子供が調べる時の手がかりになる。

                                      日時 平成15年2月17日 13:30〜50(公開授業1)
                                      児童 北海道教育大学附属札幌小学校 3年2組41名
                                      教諭 札幌市立白楊小学校 藤原 恵美 

ちょっと一言

 子供が調べ学習をするための,課題づくりの導入です。(約20分)
 雪たんけん館と`むしろ`を使って,「昔の冬のくらし」への興味を高めることがねらいです。


<単元の目標>

さまざまな人にかかわりをもちながら昔の冬のくらしについて調べたり表現したりしようとする。 
                                      (興味,関心,意欲に関する目標)

調べたいことを見つけ,調べ方や表し方を工夫して取り組もうとする。                  
                                       (問題発見,追求に関する目標)
調査や表現の取り組みの中で,自分や友達のよさに気づく。

さまざまな人が冬や雪の中でいろいろな工夫しながらくらしていたことに気づく。       
                               (生き方や見方考え方,気づきに関する目標)

                    

<本時の目標>
       ○昔と現在の冬のくらしの違いに興味をもち比べ,自分も家族や地域の人などに関わりながら調べようとする。


<本時の展開(1/10)>

■雪たんけん館から次のページを続けて表示。

      → 「雪と暮らそう」http://yukipro.sap.hokkyodai.ac.jp/life_.html
        一番手前の家をクリックすると「雪むかしむかし」のコーナーに入る
  

今の家の中と昔の家の中の絵を表示

                         

今と比べて,昔の冬のくらしのようすはどんなところが違うかな?

・着物を重ねて着ているよ。寒いのかな。
・ストーブが違う。ストーブの横にある箱のようなものは何かな。
・窓のところが寒そう。
・馬が走っているよ。何か引っぱってるのかな。
・おじいちゃんやおばあちゃんにも聞いたことがあるよ。





 冬のくらしについてお家の人に聞いたり,本やテレビで見たりしたことがあったら教えて下さい。

  ・家・ストーブ    ・着るもの    ・遊び・スポーツ      ・その他   


■むしろの実物を提示

 このむしろも,冬に使ったんだよ。何に使ったのかな?

・知っているよ,今でも冬がこいに使うよ。        
・寒い時に,体にまいていたんじゃないかな。
・ふとんのかわりかな。
・たたみのかわりかな。


■雪たんけん館のページを視聴させる。                     

  →  http://yukipro.sap.hokkyodai.ac.jp/life_.html「昔のお話を聞こう」

・グラウンドへの通路をつくるとは思わなかったよ。
・雪の上を上手く歩けるのかな。すごいな。やってみたいな。

 昔の冬の暮らしには,面白いことがいっぱいありそうだね。もっと調べて,友達と発表会をしよう!

・誰に聞いたり,どこで調べたりしたらいいかな?

・何のことを調べてみたいかな?



<板書例>        

                    

                  

                                

                             ・家・ストーブ    ・着るもの    ・遊び・スポーツ
                             ・乗り物       ・食べ物     ・雪・寒さ 

                  
                     

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