概要:
- 4年社会「雪とくらす」(安全なくらしとまちづくり),及び5年社会「沼田町の雪中米の取り組み」(食料生産を支える人々),6年総合的な学習の時間「雪の学習でプレゼンテーションをつくろう」,5年理科「冬の天気」(天気の変化)に関する模擬授業を紹介した。札幌市小学校学校教育課程の手引でも取り上げられている内容である。
トークセッション「これが雪の実践のヒント!」では幼稚園や小学校低学年生活科での実践例や北海道開拓の村を利用した現地学習をゲストに紹介頂き、討論を行った。
- 事後アンケートに依れば、研究会の満足度は5段階評価で4.7、取り上げた内容を授業でやってみたいかが4.5と好評であった。
<参加者感想例>
「雪の学習と言われてもどのような学習をし、何を子どもに気付かせることができるのか疑問に思うことが多かったが、気候・除雪・プレゼンテーション・米など知らないことがたくさんあり大変役立つものでした。」(小学校教員)
「雪を教材とした時に、子どものどのような面を見、つかんでいけばよいのか考えるきっかけとなりました。」(小学校教員)
「雪の実践はスキーやそりすべりなどを想像していましたが、除雪や米など生活とのつながりや他教科とのつながりを考えた実践があり、教師となった時に取り組みたいと感じた。」(大学生)
「教師志望であるため、今回の研究会はとても貴重な体験になりました。「雪」という、一見教育とは関係のないように思えるものが、教科となることを知り、教育とは幅広いものだと実感しました。」(大学生)
- 「雪の学習プランVer.2」、テキスト「雪の学習プレゼンテーション」、「クイズ大会をしよう〜雪・冬編」、ワークシート「札幌の観光」などを配布し、教育現場での活用を促した。
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